冬を乗り越え、日差しも暖かくなって

桜も咲いて、

そこへ新しい年度や学年が始まるという日本の文化も相まって、

 

わくわくする人、周りに増えてますか??

 

私の住んでいる米沢は豪雪地帯なもので、

 

冬の間に出来なかったことができるようになる!と

ウキウキしている人がたくさんいます。

 

一方で、

 

そんな「新しい始まり」に対して

不安と緊張を覚える人も少なくないんじゃないかと思います。

 

異動やクラス替えなどで

同僚や友達が変わり、ポジションが変わり、

 

自分の居心地のいい場所がなくなる…

 

それを不安に思う気持ちは、誰しもがあると思いますし、

適応していくには、それなりの時間がかかります。

 

うまくやれなかったらどうしよう…と

ネガティブに考えてしまう癖のある人は、

 

かなりの不安と緊張が伴って、適応障害の症状が出ることもあります。

 

・何か行動するのが憂うつだ

・涙もろくなった

・神経が過敏になっている

・行動しようとするとめまいがする

やる気がでない

 

などが適応障害の代表的な症状です。

 

 

この不安と緊張ですが、

具体的な内容というのが人によって違います。

 

「不安」と一言で言っても、抽象的過ぎますからね…。

 

なので、「何に対して不安を感じるのか」を明確にしていくことが

対処していくための初めの一歩になります。

 

これが、いまいち、自分ではわからないもので、

モヤモヤ”という気分になります。

 

精神分析では、このモヤモヤを晴らすべく、

夢分析や、カウンセリングをしながら的確な言葉を探します。

 

ただ、これまでの経験から考えると、

この不安の原因はほとんどは、

自分に味方はいるだろうか?」というのが多いです。

 

とすれば、話す相手がカウンセラーでなくても、

不安な気持ちに共感してくれる味方を見つければ、

解決することが多いです。

 

なので、

「やる気がないのは悪いこと」とせず

やる気が出なくて不安な気持ちを、ぜひ誰かに話してみてください。

 

時には共感してくれない人もいるし、

「そんなこと行ってないで、仕事しなさい!」とか怒ってくる人もいますが、

 

味方になってくれる人は必ずいます。

 

絶望せず、味方を探し続けてください。

 

誰もいなければ、私が味方になります。

 

***

 

春は、芽吹く季節。

 

日本人にとっては、出会いと別れの季節でもあります。

 

味方だった人と離れるのは寂しいけど、

新しい場所にいけば、新たな味方を見つけることもできます。

 

みなさんの新生活、心から応援しています。