病は気から。婦人科編。
最近、周りで婦人科系の病気にかかったという話をチラホラ聞くんですよね。特に子宮や卵巣の病気が多いです。
実際のデータでも、4人に1人は子宮筋腫になっている、って出ているし、子宮内膜症とか、子宮頸がんとか、卵巣がんとか、婦人科の病気は年々増加しているようです。
子宮の病気というのは、無意識的には、女性性の否定と関係している、と言われています。
子宮を全摘出すると男性ホルモンが出てきて口ヒゲが濃くなる人もいるというし、「女性は子宮でモノを考える」というのも聞きますしね。
子宮と「女性であること」は、深く関係しているようです。
女性性は、母親から学ぶもの
まず、女の子は女性性をどうやって学ぶのか、というところから。
それはやっぱり、一番身近なモデルである母親からだそうです。
ただ、この母親が母親らしくなかったり、憎しみの対象になってしまった女性は、
「女性」というものを蔑み、否定することになります。
そして、女性性を否定しているため、結婚はしない、子供は作らない、女性である喜びを感じられない、というような
自分の性に対してポジティブなイメージを持てなくなる人になります。
ちなみに、女性性を否定しているかどうかは、あまり見た目ではわかりません。
スカートを一切はかないとか、髪の毛はいつもベリーショートとか、見た目がすでにボーイッシュな人も多いですが、
逆に、自分が女性性を持たないことを隠そうとして、女である証拠として、胸のあいた洋服とかを着る人もいるんです。
本人の中で、子供を産んで育てるイメージがあまりなかったり、
「どうして女だからって子供を産まないといけないんだろう」とか
「毎月生理痛に悩まされて、女だけが辛い思いをしているんじゃないか」とか
「男に生まれてたらもっと幸せだったかもしれない」、
「私は誰にも愛されないから、結婚もできないし、子供なんか産めない」、
「不幸な母を見てきたから、子供を産んで母みたいになりたくない」、
などと考えるような人は、根本的なところで女性性を否定している人だと言えます。
そして、そういう人の子宮は「あなたは女性なのよ!」と叫ぶことがあるらしいです。
そして、悲鳴をあげた子宮というのは、弱っていますので、悪性のウイルスが住み着いたり、血行が滞ったりして、婦人科系の病気になることがあるんです。
これは無意識レベルの話なので、実際に女性でいることを否定している意識はないと思います。
そういう人の場合、女として「結婚したら子供を産むものだ」と思っていたとしても、
無意識では「私は子供を産みたくない」と思っている場合は、妊娠をせずに不妊になることもあり得ます。
ただ、婦人科系の病気の怖いところは、自覚症状が現れる頃には相当進行していた、ということが多いところです。
産婦人科のまわし者でもなんでもないのですが、、将来、子供を産みたいなあと思っている人には、婦人科検診は必ず毎年受けておくことを勧めています。
子宮筋腫なり、子宮頚ガンなり、発見が早ければ治療も早くできるし、無意識の面からのサポートも、早ければ早い方が治るのが早いです。
個人的には、子供を産まないという判断もアリだとは思いますが、
どうしても日本では「女性の幸せは子供を産んで育てることだ」って考えている人も多いわけですよね。特に、適齢期女性の親世代は、そのような古い考えの人も多いです。
不妊治療をしているカップルで、女性の方に問題がある場合、もしかしたら無意識で女性性を否定している可能性は高いです。
とてもデリケートな話だとは思いますが、
「女性性」を肯定できるようになるように、メンタル面でのサポートも考えてみてほしいなあ、と思っています。
子育てをしてみたいと思った人が、無意識の葛藤を克服して母親になれたら、
とても素敵なママになれると思っています。身近にそういう人がいたら、無意識を探って書き換える方法もあるよ、とぜひ教えてあげてください。