昔から「病は気から」と言われてきているし、身体イメージが体調を左右するというのは、様々な精神分析の臨床結果からも明らかです。

 

このブログでも、散々、病気と無意識の関係について書いてきています。

 

ただ、無意識が反映されるものは病気以外にもあって、それが、言葉と行動です。

今回は、病気と行動パターンの関係についてちょっと書いてみようと思います。

 

タイプA行動パターン

心臓病学者のフリードマン&ローゼンマンが1958年にまとめた論文では、

心疾患にかかる人にはある特徴的な行動パターンがあって、それをタイプA行動パターンと呼ぶ、と書かれています。

 

タイプA行動パターンをする人は、

・達成欲求や上昇欲求が強くて、何が何でもトップになりたいという強い競争心がある

・ゲームをしていて、相手が子供でも、勝たないと気が済まない

・生活が緊迫感に満ちていて、他人に対して攻撃的だったり、敵対心を燃やしていたりする

・よく仕事に没頭していて、同時に2つのことを実行しようとする

・自分がやらなければうまくいかない、と思い込んでいることがある

・列に並ぶのは苦手

・貧乏ゆすりをしたり、指先が落ち着かなかったり、色々な意味で忙しい。

 

という特徴があるそうです。

 

一言でいえば、勝気でせっかち、俺が俺が!というタイプでしょうか。ヒステリックな印象もあるかもしれません。

ただ、こういう人というのは、成功に向けて必死に努力できる人が多いので、仕事のデキる人だと思います。

敵に回したら怖いタイプでしょうね。。

 

こういう人の無意識にありがちなテーマは、ずばり「優勝劣敗」です。

どんな出来事でも、勝っているか負けているかで全てを判断するし、白か黒かがはっきりしないと嫌なタイプです。

こういう人たちが、きっと「結婚しない人は負け組」という価値意識を築いてしまったんだと思います。

結婚って、負けとか勝ちとかの問題じゃないと思うんですけどね。

 

 

では、どうしてこのタイプA行動パターンの人が心疾患になるのか、という話です。

 

こういう人達は、

常に勝ち負けを意識していて、負けることは許されない、と思っている

「負けちゃいけない」というストレスを自分に付加する

身体にもプレッシャー(圧力)をかける

血圧が高くなって、心拍数が上がってしまう

心臓に負担がかかる

という感じのロジックだと思います。

 

無意識イメージでも自分自身にプレッシャーをかけているので、あらゆるところに圧力がかかっていて、緩めることを知らないカラダになっているはずです。

緩めることを知らないので高血圧になるし、肩こりなどで身体もガチガチな人が多いと思います。

 

医学の世界でも、ブロークンハート症候群という名前がついた、ストレス性心筋症があって、

ストレスは心臓への負担も相当大きいことが証明されています。

 

タイプAのように、日常的にストレスがあるようだと、じわじわと心臓や血管への負担がかかり、心疾患になるんですね。

やはり、ピリピリするのは体によくありません。のんびり生きましょう、のーんびり。

そんなこと言ったって仕事を休めないし、のんびりできないのがタイプAなんでしょうが、、

 

週末は桜が満開になるかもだし、お花見でも楽しみたいところですね。