以前、『嫌われる勇気』という本を紹介しましたが、

 

「嫌われる勇気」というのは、

 

まずは「人と比べないこと」だと感じています。

 

他のみんなは○○してるらしいよ

自分は平均よりも下か?上か?

社会人10年目ならこれくらいできて当たり前だ

 

など・・・、人と比べてしまうのは、ある意味、考え方のクセです。

 

 

というのも、日本人は、小さい頃から人と他人と比べられて育っています。

 

 

幼稚園の時から、なにかをやらないと

 

「みんなはちゃんとやってるよ、どうしてあなたはやらないの?」

 

と、主体性よりも、集団行動で足並みそろえることを強制されますし、

 

学校の通信簿も、他人との比較を使った相対評価が多いと思います。

 

社会に出ても、ビジネスの世界は、勝負の世界・評価の世界ですので

常に周りの動向を見ていく必要があります。

 

 

「周りはどうだろうか」と、他人と比べるクセが身に付いた人は、

 

自分の気持ちがどうであれ、

 

他人と比べた結果としての自分を、本当の自分なんだと思いこみます。

 

 

例えば、

 

本当はやりたいことがあったとしても、

 

「周りで何か新しいものに挑戦している人なんていないし、

自分もそろそろ良い年だし」と考えて、二の足を踏んだり、

 

 

「周りも結婚し始めたし、そろそろ結婚して子どもを産まないと」と焦っている人も多いです。

 

 

こういう風に、他人を軸に物事を考える人は、

 

嫌われる勇気のない人です。

 

心のどこかで、

 

他人から喜ばれること

他人に認めてもらうこと

 

を期待しているし、

 

他人に蔑まれること

他人にバカにされること

 

が、とてつもなく怖いと感じている人でしょう。

 

 

そういう人が、対人関係の問題をなくすには、まずは比べないこと。

 

よそはよそ、うちはうち

 

を貫くことが大切になります。

 

 

自分が成長しているかを実感したいのであれば、

 

比べるのは、他人ではありません。

 

昔の自分です。

 

 

自分は前に進めているか?

昨日よりも、明日の自分が輝いているか?

1年後、3年後、5年後の自分は、今よりも成長しているか?

 

 

そんなことを考えて過ごす方が、

 

他人や周りをみて過ごすよりも、100倍有意義だと思います。

 

 

コーチングをする時は、必ず自分の内面とじっくり向き合っていただきます。

 

今まで、他人と比べて自分の進路を決めてきた人は、

 

おおかた、「自分が本当にしたいことがわからない」とおっしゃいます。

 

だけど、自分のやりたいことを見つけた時のイキイキとした姿は、

 

周りをも幸せにするオーラが全開で、まぶしいほどです。

 

 

全く人と比べないのは、中々難しいかもしれません。

 

ただ、他人と比べて、今の自分の状況を知っても

 

常に「自分がやりたいことは何か」に戻ることで

 

焦らず、自分のペースで前に進んでいけると思います。

 

 

自分の価値は、自分にしかわかりません。

一緒に「自分のやりたいこと」を見つけて、焦らず成長していきましょう。

 

 

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