TEDという番組を知っていますか??

なかなか勉強になるし、面白いのでオススメなのですが、

2011年のTED講演の中で、「胎児の学習について」の講演がありました。

 

※もし良ければ視聴してみてください。

 

アニー・マーフィー・ポール:「私たちが生まれてくる前に学ぶこと」

 

内容を要約すれば、

 

「赤ちゃんが学習を始めるのは、胎児の頃からである。」

 

ということなのですが、

 

どんな学習をするかといえば、

 

「母親が感じるものすべて」

 

と言える、ということなんです。

 

味覚もそうだし、感情もそうだし、

母親が感じるものすべてが、情報として伝達されるようです。

 

なので、子どもがどのような性格になるかは、

妊娠中から関係してくる、という考えを展開しています。

 

ニンジンなんて食べられなーい、と子どもに言われた場合、

妊娠中にママがニンジンを食べていなかった可能性もあるし、

 

子どもの性格が暗いって場合は、

実は妊娠中にママが暗い気分だった可能性もある。

 

そう考えれば、

なにか子どもの性格や行動に気がかりなことがあっても、

そんなに不思議に思うことはなく、

 

「あー、なんか妊娠中にあったんかも」

 

くらいに思っておけばいいんじゃないかなと。

 

子どもの「気質」も、結局は親から伝わってきてるものなので、

もう、親としては「まあ、自分の子どもだし」と受け入れるしかないんですよね。

 

そうじゃないと、自分を否定することになっちゃいます。

 

***

母親が妊娠中の気分によって、子どもの性格も左右されるのであれば、

子どもが安定した性格になるために必要なのは、

母親がゆったりと妊娠期間を過ごすこと。

 

そのためには、世の女性には、

できちゃった婚とかじゃなくて

気持ちの準備を整えてから妊娠してほしいし、

 

妊娠中もストレス抱えながらバリバリ仕事をするんじゃなくて、

ある程度、余裕をもって過ごしてもらえたら…って思います。

 

「子どもを産まなくてもいい」という選択肢があるのに、

自分の意思で子どもを産むんだから、

 

せっかく産むなら、幸せな子を産んでほしいし…

 

生きづらさを抱えて生きる大人を増やさないように、

 

こういう、TEDの講演とかがもっと広まればいいのになあと

 

願っているのです。