TEDという番組を知っていますか??
なかなか勉強になるし、面白いのでオススメなのですが、
2011年のTED講演の中で、「胎児の学習について」の講演がありました。
※もし良ければ視聴してみてください。
アニー・マーフィー・ポール:「私たちが生まれてくる前に学ぶこと」
内容を要約すれば、
「赤ちゃんが学習を始めるのは、胎児の頃からである。」
ということなのですが、
どんな学習をするかといえば、
「母親が感じるものすべて」
と言える、ということなんです。
味覚もそうだし、感情もそうだし、
母親が感じるものすべてが、情報として伝達されるようです。
なので、子どもがどのような性格になるかは、
妊娠中から関係してくる、という考えを展開しています。
ニンジンなんて食べられなーい、と子どもに言われた場合、
妊娠中にママがニンジンを食べていなかった可能性もあるし、
子どもの性格が暗いって場合は、
実は妊娠中にママが暗い気分だった可能性もある。
そう考えれば、
なにか子どもの性格や行動に気がかりなことがあっても、
そんなに不思議に思うことはなく、
「あー、なんか妊娠中にあったんかも」
くらいに思っておけばいいんじゃないかなと。
子どもの「気質」も、結局は親から伝わってきてるものなので、
もう、親としては「まあ、自分の子どもだし」と受け入れるしかないんですよね。
そうじゃないと、自分を否定することになっちゃいます。
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母親が妊娠中の気分によって、子どもの性格も左右されるのであれば、
子どもが安定した性格になるために必要なのは、
母親がゆったりと妊娠期間を過ごすこと。
そのためには、世の女性には、
できちゃった婚とかじゃなくて
気持ちの準備を整えてから妊娠してほしいし、
妊娠中もストレス抱えながらバリバリ仕事をするんじゃなくて、
ある程度、余裕をもって過ごしてもらえたら…って思います。
「子どもを産まなくてもいい」という選択肢があるのに、
自分の意思で子どもを産むんだから、
せっかく産むなら、幸せな子を産んでほしいし…
生きづらさを抱えて生きる大人を増やさないように、
こういう、TEDの講演とかがもっと広まればいいのになあと
願っているのです。