だいぶ春らしくなってきましたね。
天気と気分は同調しますので、
どんよりとした秋・冬に比べれば、春はウキウキとした人が多いのではないでしょうか。
同時に、実は自殺が多くなるのは「早春」なんですよね。
きっと、年度末だったり、新しい生活が始まったりと、
日本のシステムと関連しているところもたくさんあるとは思いますが、
少し暖かくなると、身体が動けるようになって
「今なら死ねる」と思ってしまう人がいる可能性も示唆されています。
冬の間は死ぬ元気もなかったのが、
春になったら死ぬくらいの元気が出てきた…という事でしょうね。
芽吹く時期は、病気も危ない季節だと言われます。
心を健康に、身体も健康に、
イキイキと過ごしたいですね!!
さて、今回は、オールOKについて質問がきましたので、
それに答える形で書きたいと思います!
こんな質問です。
Q:今、小1の息子が不登校をしていますが、オールOKをすれば学校に通えるようになりますか?
A:まだ小学校1年生ですから、オールOKをすることで、学校に通えるようになる可能性は高いです。
早めに対応してください。
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「まだ小学校1年生だから」と言ったのは、
きっと、この1年生の不登校の原因は、
「自我が弱い」せいだと思ったからです。
自我が弱いというのは、嫌なことされてもイヤって言えないとか、
自分のやりたいことを言葉で言えないとか、
「自分」というものを前に押し出せない心の状態です。
学校や親からすれば、控えめでわがままを言わない、
とてもいい子にうつるのですが、
学校で少しからかわれたり、いじめられたり、
一度傷ついた経験などがあって、
他に良い友達が見つけられないでいると、
「学校に行きたくない」となるんです。
この「自我の弱さ」は、オールOKで育てることができます。
まずはオールOKをしながら、
お家で内弁慶をさせてあげてください。
そうすれば、1年生くらいなら、
外でも主張できるようになります^^
これが、小学校6年生とかになると、
教員や、周りの友達の対応のせいで、
「学校はクソだ」「自分のやりたいことは何もできない」「学校に行く意味がわからない」
という子が出てきますので、
そういう場合は、学校に戻るよりも、
フリースクールなどで勉強した方がイキイキとする場合がありますし、
オールOKをすれば、不登校がなくなるとは言えません…!
ただ、
オールOKは、子どもを学校に行かせるためのメソッドではありませんので
残念に思わないでください。
学校がダメでも、
家でオールOKをしてもらえれば、それだけで心は救われます。
そして、
学校の先生にも、
お友達にも、変な人はいるもんです。
幸い、お友達が見つかればいいのですが
クラス内の同性児童、たった20人ちょっとの中から
気の合う友達を見つけろ、というのは至難の業かもしれません。
学校、行きたくなければ
勉強をする他の方法はいくらでも転がってます。
先にやりたいことを見つけて、
そのためだったら頑張って勉強する、という導き方の方が良さそうです。