最近、アトピーとか喘息とか、
心身症アレルギー(ストレスがあると発症したり、増えたりするもの)に興味があって
色々と書籍をあさっていたところ、
やはり、アトピーの乳幼児を持つお母さんと子供の間には、
「安心感」と「スキンシップ」が足りないかもしれない、という記述を見つけました。
親の無意識の行動によって、子供が
・何かよくわからないけど、常に緊張している
・プレッシャーや期待を感じている
ということは多そうです。
そして、安心感やスキンシップが減ってしまう原因は、
お母さん自身が
「こんな肌の弱い子を産んでしまったのは、もしかしたら私の子育てが原因なのかも」
「大変な思いをさせてごめんね」
と、自信を無くしてしまっていることもあるようで
ある皮膚科の先生は、まずは「お母さんの自信を取り戻すサポートが必要」
という論文を出されていました。
まったくその通りだと思います。
昨今、スキンシップは、オキシトシンというホルモン(幸福ホルモンって呼ばれてます)を出すことで知られてきていて、
どんどんスキンシップをしましょう、と推奨されてはいるのだけれど
お子さんがアトピーだったりすると、あんまり触るのも良くないかなと思って
スキンシップが減ってしまうのかなあ、と思ったり。
それと、どうしても子どもとのスキンシップが苦手、
ベタベタするのは好きじゃない、というお母さんもいるのかなと。
そういう時って、お母さん自身も、
小さいときにスキンシップをしてもらう機会が少なくて、
どうやってスキンシップしたらいいのかわからない、というケースが多い気がします。
そんな場合は、抱っこじゃなくて、
手を握るとか、頭をなでるとかでもいいのだそう。
子供がある程度大きくなっているなら、肩もみとか、マッサージでもいいですしね。
マッサージなら高校生くらいまでさせてくれそうです^^
ちなみに、
直接肌に触れる必要はなくて、
1時間のうち、10分抱っこしてあげれば、残りの50分、オキシトシンが出るんだそう。
子どもが抱っこさせてくれないとか、嫌がるとか、
そういうご家庭も、1時間に10分ならなんとか行けるんじゃないでしょうか。
あと、もうお母さんがそばにいない人も、パートナーにさすってもらったり、
自分でさすりさすりするだけでも効果があるようです。
スキンシップが継続できれば、いずれはアトピーも治るはず。
(もちろん薬も併用して)
スキンシップ、侮るなかれ ですね