今日は、精神分析のセッションを受けることで得られる
”効果”について書きたいと思います。
前回のブログで、
精神分析コーチングでは、「あなたの中にある答えを引き出す」ことが
大きな目的だと書きました。
（前回のブログ：「精神分析コーチングって、どうやっているの？」→リンクはこちら）
「自分の中の答えを引き出す」ことで、どんな効果があるのか？という話ですが、
一番の効果は、「自分はどう思っているのか、自分の本心に向き合うこと」で
自分の意思に沿って、主体性を軸にした行動がとれるようになれることです。
社会にいると、どうしても他人の声に従ってしまって、それが自分の声だと勘違いしてしまうことが多くあります。
例えば、転職エージェントに行くと、
「あなたはこれまで○○業界で働いてきたし、
スキルはこれと、これと、これだから、この会社を受けたらいいですよ！」
と、一方的に会社をピックアップしてくれることがあります。
何人もの転職活動をサポートしてきたエージェントが言うからには、
ピックアップしてくれた会社に行くことで、確かに自分のスキルは活用できるんだと思います。
ただ、待遇もいい会社を選んでくれているし、自分に出来そうな仕事なのに、
なんだかモチベーションが上がらない…というケースがよくあります。
どうしてモチベーションが上がらないのか…？というと、
ここには「自分はどうしたいのか？」が抜けているからです。
逆に、エージェンシーが見ているのは、「この人は何ができるか？」です。
社会で評価されるためには、「自分はなにが出来るか？」を考えて行動していくのが
手っ取り早いんですよね。
だけど、「自分はどうしたいのか？」が抜けてしまうと、
心がウキウキしないのでモチベーションが上がらないのです。
この「自分はどうしたいか？」という感情は、「主体性」と呼ばれます。
主体性のある行動（主体的な行動）と言えば、
誰かに言われてやるのではなく、自分が考えて行動することですよね。
心理学の理論では、この、
主体が考えて行動することが、一番、人間を輝かせる！と考えます。
なので、精神分析のセッションにおいても、
主体性というものを非常に大切にしていきます。
あくまで「自分はどうしたいのか」という観点で考えますので、
常識や、倫理感にとらわれることはなく、
不倫や二股交際、引きこもりや休職も、「ダメなこと」として否定することはありません。
また、精神分析コーチングは、継続して（最低でも３ヵ月間は）受けてくださいとお願いしています。
というのも、あなたは、占いやセミナーに行った後、
「その時はモチベーションが上がるけど、翌日には忘れて元通り」
という経験はありませんか？
そんなことがないように、精神分析コーチングは継続することが大切なんです。
セッションで無意識に気づいたら、
その無意識に沿って行動してみて、
それが本当に自分に合っていたかどうかを振返る…
このプロセスを繰り返すことで、
「自分は本当はどうしたいのか」という主体性を獲得することができ、
そうなると、確実に人生がイキイキするんです。
自分がどうしたいのか、
自分の道を常に自分で決められる人には必要ありません。
だけど、
少しでも悩みがあるのであれば、
やりたいことがみつからないでモヤモヤしているのであれば、
どうしたらいいのかわからないのであれば、
自分の価値観を探りに、ぜひいらしてみてください。
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