１週間ほど、マレーシアに滞在してきました。
マレーシアは、まだまだ発展途上の国。
マレー系、中華系、インド系を中心に色々な人種が住んでいて、首都のクアラルンプールはどんどん新しいビルやショッピングモールが建設されていました。
大きなショッピングモールには、もちろん日本でも人気のブランドが入っていますが、
道行く人のファッションを観察していると、ブランドものを身につけている人は少なくて、
ほとんどの人がノーブランドの洋服を着ているような気がします。
ファストファッションと呼ばれる、フォーエバー21やH&M、ZARAなんかもありましたが、
もっと安い洋服がたくさんあって、ファストファッションブランドは、ある程度のオシャレブランドとして確立していました。
特に、１年中暑いので、スーツを着ている人は皆無。
屋内は空調が効きすぎているほど寒いので、もしかしたらオフィスなんかでは上着を着ている人もいるのかもしれませんが、
ネクタイもしていないし、基本、スラックスに襟付きのシャツを着ていればOKという感じです。
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日本では、見た目で人を判断するような傾向が大いにあるような気がしています。
私もそうなのですが、自分の好きなものを着ればいいのに、他人の目気にした洋服選びをしてしまう人、多いと思います。
まだ発展途上国なので、ファッションにお金をかけるよりも、生きることに精いっぱいという人も多そうだけど、
ファッションに気を使わなくても、能力で判断してもらえる世界なんだろうし、
何より、「これを着る」という主体性を持っているんだろうなあと感じました。
他人のことを気にして着る服を決めるのではなく、自分がどうしたいかがベースになっているのかなと。
そして、着るものだけではなく、食べるものや休日の過ごし方など、様々なことに関しても、「自分がこうしたいからする」という軸を持っている人が多いように思いました。
「私、こうしたいのよね」と、持っている軸を他人に伝えることは、
自己主張が強すぎる、とされてあまり日本では受け入れられにくいとは思うんだけど、
自分がやりたいことをして、やりたくないことはしない
他人に合わせることはしない
という価値観で生きる方が、幸せな気がしたんですよね。
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海外に行って、色々な「差」を目の当たりにしたことで、
「自分はどう思うのか」と、主体性について考えさせられたし、
「自分がどう感じるのか」を見つめることができました。
１週間、ただただ楽しかったばかりじゃないんだけど、
2014年の半分を振り返る、良いチャンスになったことは間違いありません。
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明日からまた普通の日々。
色々なことに思いをはせながら、一歩一歩、成長の道を歩んでいきたいと思います。
