夢に人が出てきた場合、その時に着ている服が、自我の状態をあらわしているときがあって。
たとえば、破れている洋服を着ている場合、何か自我が傷ついている可能性があるし、
色のついた洋服を着ているのであれば、その色のイメージに対して何か考えていることがあるかもしれない。
はたまた裸な場合は、服がない=自我をさらけだしてしまっている状態を示しているのかも。
とにかく、夢の中の人が何を着ているか、というのは、夢を解釈する上で結構ポイントになる。
現実世界でも同じように、服を選ぶ心理というのは、潜在意識を如実に表れるもの。
なので、人の着ているものを見れば、なんとなく自我が見えてくるときがあるんですよね。
たとえばダメージジーンズ。
服が傷ついている、ダメージを受けているということで、
自我が少し傷ついているみたいです。
…ファッションとしておしゃれ、だと認識されているのはわかります。
けど、自我が傷ついていない人は、ダメージジーンズをはこうとは考えないものです。
ほかにも、ドクロマークのついた服が好きな人。
ドクロは、客観的に見れば、死んだ人、皮膚のない骨です。
自我のなかで、皮膚のイメージ、感触が少ない人なのかもしれません。
身体的イメージや感触というのは、触ったり動かしたりして認識することで生まれます。
なので、皮膚のイメージがない、というのは、小さいときにスキンシップが足りてない人なのかもしれません。
小さいころのスキンシップが足りないと、
皮膚が弱いとか、アトピーとか、皮膚疾患を抱える症例が多いので
ドクロ好きな人は、皮膚の悩みを抱えている可能性も。
あと女性なのにズボンばっかりはいている人。
これはそのままです。男性性が強い or 女性性が育っていない。
状況とかTPOに合わせて洋服を選ぶと思うので、
社会的に男性的である必要がある場合、たとえば仕事をバリバリこなす時なんかは
パンツスーツでもいいと思います。
ただ、プライベートでもスカートは全くはかない、スカートなんてはきたくない、というと
女性であることを受けれてない、拒否している場合が見られます。
女性であることを受け入れられない人というのは、
「男でありたい」とまではっきりと口にはしないものの
「女性じゃなかったら良かったのに」という意識があると思います。
こういう女性は、自分の女性性の象徴であるもの:子宮が受けられず、
潜在意識によって子宮を攻撃します。
そして、子宮筋腫になったり、子宮ガンになったり、子宮の病気になることも稀ではありません。
さらには、子供を産むことが受け入れられなくて不妊になることも。
強い男性性を隠そうとして、過度に「女」を表現する女性もいるので(もちろん無意識です)、
スカートをはいているからって女性らしいとは限らないのだけれど、、
最近スカートはいてないな…と思ったら、少し意識が男性よりになっているのかもしれません。
子宮を健康な状態に保つためにも、たまには女性であることに感謝して、
「女性らしい」というような見た目をすることも重要だと思ってます。
クライアントさんが、セラピーを受けながらどんどん着るものが変わっていくのを見ると、
自我が癒されて、成長している証拠だよなあ~というのが目に見えてわかります。
それに、夢のなかでも服の話が出てきたら、
そのときの自我状態がわかってすぐに対応ができるので
ひとつの判断材料にはなるかな、と。
私自身、男性性が強い傾向があるので…、、、うーん、今日はスカートはこうかな~~♪