久々に夢の話です。

 

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夢では、その人が葛藤しているものごとが、形を変えて現れることがあります。

「形を変える」というのは、言葉としての形です。

 

例えば、「指が痛い」という夢には、

その場に ”イタイ”

誰かに ”あイタイ”

何かを言葉で “いイタイ” というような気持ちが隠されていることもあります。

 

そう、ダジャレな感じですね。

 

実際はそのクライアントの背景も見たうえで、論理にしたがって分析が行われるので、 一つの夢を聞いて判断することはないのですが

今日はシンプルに、夢に出てくるダジャレの話をしてみたいと思います。

 

あるクライアントの女性の夢なのですが、会社でハンコをペッタンペッタンと押しまくる夢だったそうです。

 

注目すべきは「ハンコ」です。

ある言葉が形を変えて出てきたのが、ハンコだということなのですが、

 

ハンコー…、はんこう…、反抗…

 

ということで、反抗の夢だった模様です。

 

彼女が「スタンプを押してた」という表現をしたのではなく、「ハンコを押してた」という表現を選んだということが、大きな証拠です。

 

ちなみに、会社で誰かに反抗したいことがあるの?と聞いてみると、

頭ごなしに怒ってくる上司がいて、私の言うことも聞けー!と、 反抗したい気持ちは確かにあった、とのこと。

「上司には口ごたえできない。けどモヤモヤするし、なんだかイライラする」 という状態だったそうなのですが、

夢分析で、「あ、私、反抗したかったんだな」と言葉にしてしまったら、なんともイライラがすーーーっとなくなったらしいです。

 

これが、無意識を言語化することの効果です。

 

 

気持ちがモヤモヤして、言葉で言い表せないとき、夢分析はとっても便利です。

そして、言語化をしていくことで健康的な自分をイメトレして、毎日明るく過ごしたいところですね♪