子供は、子供時代をイキイキと、「子供らしく」過ごすことが重要。

この、「子供らしく過ごす」というのがキーポイントで、

幸いにも子供らしく過ごせた人は、
大人になってからアダルトチルドレンにはなりませぬ。

逆に、子供時代を終わらせていない人は、
どうも、大人になってから息苦しいことが増えるみたいです。

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子供が子供らしく育つためには、「無条件な愛情をいつでも受けられる」ということが必要です。

”無条件にいつでも”ですよ。・・・これが難しい。

例えば、「良い子にしてたら、○○買ってあげる」というような状況は、条件付きの愛情。

ただの取引です。

子供にとって「愛情」という意味をなしません。

また、”いつでも”が重要なので、「今度買ってあげるから」とか、「お誕生日まで待ちなさい」は
無条件の愛情とはなりません。

経済的な制約だってあるだろうから、、
少しだったらいいとは思うんだけど、

ずーーっと続けてしまうと、

子供側からすると親からの愛情が足りない、ということになって
問題行動とかをし始めるわけです。

他にも、家の中が殺伐としている家庭で育った場合、無条件の愛情に欠けることが多いです。

両親がケンカばかりしていたり、妻と姑がケンカばかりしていたり。

家庭の中に争いがあると、どうしても気持ちに余裕がなくなりますしね、
子供への愛情は二の次になっちゃいます。

目の前で夫婦げんかをするなんて言語道断ですが、

そうじゃなくても、

イライラしたものは、緊張感という形でどうしても子供に伝わります。

そして、子供ながらに気を遣い始める。

苛立った母親を慰めるために優しい言葉をかけたり、

わがまま言ったら怒られると思って色々なことを我慢したり、

暗い雰囲気を紛らわせようとして、無理矢理笑わせようとバカなことをして見せたり。

「気を遣う」だなんて大人びた行動、、子供のすることじゃありませんよね><

大人のイザコザを、子供がフォローするようじゃいけないんです。

こういう、人の顔色を常にうかがった行動をしていると、
子供として、子供らしく生きられなくなっちゃう。

そして、大人になってからも、

人に甘えたり、自分の欲望を伝えたり、嫌なことにNOと言ったり・・・ということが出来ないので、
人の気持ちに振り回されることが多くなる。

もしくは、人には優しくできるのに自分には厳しくて、我慢をしすぎたりする。

その結果、人間関係に疲れちゃうんです。

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アダルトチルドレンだと気付いた人の使命は、

自分が子育てをするようなライフステージに立った時、

同じようなアダルトチルドレンを生み出さないことです。

ただ、努力をしたところで、根本的なものが癒やされていないので、
途中で疲れちゃう人が多い。

ガンガンに甘えてくる子供を見て、

「自分だって甘えたいのに・・・」とか、
「私の小さい時は甘えることが許されなかったのに」とか、

無意識が反応してイライラが募ったりするわけです。

んで子供を怒って自己嫌悪。ネガティブスパイラルの完成です。

そこで出てくるのが精神分析での根本治療です。
客観的に自己分析を出来る人なら必要ないことなんだろうけど、

精神分析は、

「子供のためにも、夫婦は仲良くしろ、ってことはわかってる、

けどどうしょうもなく、それが出来ない・・・」という人が、

じゃあ、なぜなんだ、どうしたらいいんだ、というのを探るためにあります。

親になるとわかるけど、
みんな、自分達の行動がどこまで子供に影響しているのか、
鈍感な人が多すぎます。

子供は結構親を見ているし、どのように育てられたのかをかなり鮮明に覚えてる。

自分もアダルトチルドレンなのかも、って気付いた人はラッキー。

次の世代に負の遺産を残さないためにも、自分の奥深くを探ってみてもいいかもしんない。