うつ病になって、3年以上も通院をされている方は、

カウンセラー選びに間違っていることが多いと思います。

 

というのも、

 

カウンセラーにきちんとしたスキルがあったら、

長くても2年あれば、うつを克服して、社会復帰ができるからです。

 

 

じゃあ、なんでカウンセラー選びを間違えてしまっているんだと思いますか??

 

それはただ単に、選び方を知らないからです。

 

うつ病を克服して、社会復帰されている方が選んだカウンセラーには、

共通した特徴があります。

 

それを見極める力がないんですよね。

 

ということで、

絶対に失敗しないカウンセラー選びを

お伝えしようと思います。

 

 

まず。

 

そもそも、心療内科に行って「うつ病」と診断された後、

 

薬を飲むことになりますよね。

 

 

心療内科からカウンセラーを紹介されればいいですが、

紹介しない心療内科も多いです。

 

実は、薬を飲み続けるだけでは、うつ病は克服できません。

 

まずこれを知らない人がとても多いです。

 

もし、カウンセラーなどの認知療法をせずに、

薬を飲むだけの治療をした場合、

 

それでも半年くらいすると症状が少し良くなります。

 

ただ、認知療法をしなかった場合、

 

約7割の方が再発します。

 

そしてまた薬を飲む生活に戻らざるを得ないわけです。

 

 

なので、周りにうつ病だと診断された人がいたら、

 

まずはカウンセラーを見つけるよう、促してください。

(もしくは、見つけてあげてください)

 

そして、カウンセラーを見つける時は、

次のようなポイントで選んでみると良いかもしれません。

 

ポイント①:60分じっくり話を聞いてくれるかどうか

カウンセラーは、

うつ病の方の話を聞いて、良い方向に導くことがお仕事です。

 

それも、1回につき60分、

じっくりと話を聞いてくれるカウンセラーを選んでください。

 

1回15分~30分は、短すぎます。

せめて45分は欲しいです。

 

ただし、60分よりも長い時間カウンセリングを行うカウンセラーは、

うつ病の本質を知らない人間ですので、

やめた方が無難です。

 

 

心療内科クリニックでカウンセリング受けてるよ、という場合でも、

15分くらいしか話ができないのであれば、

 

他にカウンセラーを探す方がいいと思います。

 

 

ポイント②:幸せオーラが出ているかどうか

 

ブログとか読んだり、

実際に会ってみたりして、

 

雰囲気が、幸せそうなカウンセラーを選んでください。

 

優しそうなカウンセラーよりも、

真面目そうなカウンセラーよりも、

 

いつも笑顔で、幸せそうなカウンセラーがいいんです。

 

 

というのも、

 

普通の人がうつ病の人に接すると、

 

その鬱蒼とした雰囲気や、ネガティブなオーラに

飲み込まれることがあります。

 

だけど、カウンセラーがなぜ大丈夫なのか?というと、

それはトレーニングを受けているからです。

 

それなのに、トレーニングが十分ではなく、

ネガティブなものをかわしていくスキルのないカウンセラーは、

一緒になって暗くなってしまい、

 

うつ病の人を引っ張り上げる力を持っていません。

 

ということで、

 

体調不良も含め、

なんだか疲れていそうなカウンセラーは、やめた方が無難です。

 

 

ポイント③:自分のプライベートな話を盛り込んでくるかどうか

 

うつ病を克服するためのカウンセリングに、

カウンセラー自身のプライベートはあまり必要ないと思っています。

 

うつ病を根本的に直していくには、

 

基本的に、自分の気持ちを言葉にしていくことが必要になります。

 

また、うつ病になるような人は、

 

他人の期待を生きてきてしまって、

自分の軸を失いかけている人が多いので、

 

「自分はどうしたいのか?」という主体を

取り戻していくことが大切です。

 

そのためには、カウンセリング場面で

 

主役としてスポットライトを浴び、

 

自分の話をしていくことが重要なんです。

 

 

そんなとき、カウンセラーが自分のプライベートの話をたくさんしてしまうと

 

クライアントは確実に委縮します。

 

そして、自分が主役ではなく、

カウンセラーが主役になってしまうんです。

 

 

ブログやSNSでプライベート事情を発信しまくっている人は、

話を聞いてくれるカウンセラーではないと思うので、

うつ病の人には向いていないと思います。

 

 

***

 

たまに、

 

きちんとした団体やクリニックに所属している人にした方がいい

個人開業しているカウンセラーはやめた方がいい

 

という人もいますが、

 

私は、あまり関係ないと思っています。

 

臨床心理士であれ、

個人開業のカウンセラーであれ、

 

心理カウンセリングというのは、

何年も続ければ続けるほどスキルがどんどん向上するという

領域ではありません。

 

なので、

 

正しい方法で、正しい結果を出しているかどうかが重要になります。

 

すでにカウンセリングに行っているのに

3年以上、症状が一向に良くならない場合、

 

思い切って、カウンセラーを変えましょう。

 

***

 

最後にまとめると、

 

良いカウンセラーに共通しているのは、

 

・60分くらい話を聞いてくれる

・体調も良さそうだし、幸せそう

・自分のプライベートな話はあまりしない

 

 

という点です。

 

うつ病を克服したいと思っている人々が、

みなさん、いいカウンセラーに出会えますように。