精神分析を受けていく上で重要なことってなんだろう?と考えてみました。

いくつかありそうですが、

今日はまずこちら。

分析の結果を、ダメ出しと受け取らないこと

もともとプラス思考の人は、あまりそう感じないみたいですが、

ネガティブ思考の人が分析結果を聞くと、
「それって悪いことなんだ…」って受け取ってしまうことが多いようです。

例えば、

「あなたの無意識には、『もっと甘えたい』という気持ちがありますよ」と

分析すると、

「あ、ということは、甘えちゃいけないんだろうなあ」

「甘えないように頑張らなきゃいけないんだな」

と思ってしまうんですね。

甘え=ダメなこと と考えてしまうんです。

こちらは「甘えたいという気持ちがある」と言っているだけで、

「それはダメなことですよ」とは一言も言っていないのに、です。

***

精神分析では、無意識の状態を 良い&悪いで考えることは一切しません。

なので、自分自身にダメ出しをして、

プレッシャーをかけてしまうことはしなくていいんです。

では、分析を受けた後、どうやって考えるのがベストなのでしょう。

それは、

無意識に従うことです。

無意識に従う…っていうと、欲望のままに生きるというイメージがあると思いますが、

それでOKです。

甘えたい気持ちがあるなら、甘えればいいんです。

そもそも、心理構造に「甘え」があるということは、

幼い頃に満足に甘えてきてないからです。

お母さんやお父さんに甘えたかった気持ちを、

一生懸命に封印して、我慢してきた結果、

無意識が「甘えたいよー!」と叫んでいるんです。

それなら、きちんと心を満たしてあげないと、

甘えられない状況がストレスになって、身体を壊しかねません。

無意識が「甘えたい」と言っているのなら、中途半端な甘えではダメです。

思いっきり甘えること

が必要です。

鬱で休職している人が、よく、

「甘えちゃいけないと思うのに、身体が動かない」と言っているのですが、

鬱になる人の無意識って、甘えが足りてないことがよくあります。

甘えが足りないから鬱になったのに、

「会社を休むなんて、甘えてる」

って思ってしまうようでは、

いつになっても改善しないんです。

甘え方が分からなくてどうしたらいいのか分からない、という人もいるのですが、

とにかく、ダラダラ、ゆっくり過ごすことを

「たまにはそういう時期があってもね」と許すことが、甘えです。

まあけど、

周りに甘えられる人がいなくって甘えられない…っていう人もいますよね。

そういう時のための、精神分析コーチングです。

私に思う存分甘えてください。

そして、セッションの場では、こちらは何も否定しないし、ダメ出しなんてしませんので、

自由にお話をしてください。

自分が思ったとおり、感じたことをありのままに人に伝えて、

すべてを受け入れてもらえるということは、

小さなことのように見えて、かなり大きな「甘え」になりますので^^

ここで、ご自身の小さな頃を思い出して頂きたいのですが、

「抱っこして」と言ったら、「甘えるんじゃないの!」と拒否をされませんでしたか?

ご両親があなたの話を聞いて、「何言ってるの?」とあしらわれませんでしたか?

「わがまま言わない良い子ね~」と、ワガママ=悪いこと と言われてきませんでしたか?

これはすべて、子どもの甘えを封じ込めるものです。

もし、こういう経験をしている場合、あなたも「甘え」に飢えている人かもしれません。

***

ちなみに、心理構造に「甘え」があった人が、

セッションを通して思う存分甘えられるようになるには、

ある程度の時間が必要です。

どれくらいの期間が必要となるかは、個人差がありますが、

甘えられていない場合、満たされていない気持ちがたくさんありますので

最低でも3ヵ月はかかります。

そして、焦らず、じっくり甘えの気持ちを満たしていくと、

いずれ、自然と自立心が育つようになります。

無理やり、強くなろうとする努力なんてしなくていいんです。

甘えたい時は甘えてください^^

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