電車とかで他人の会話を聞いてしまうときがあって、
そういうとき、コミュニケーションって誤解だらけだなあ、っていつも感じます。

だけど、そのまま進んでいくのが会話。
お互いに自分が何を話したかが重要で、相手の話をきちんと聞いてないということかもしれません。

特に、どっちかが質問をして、相手が質問の答えになってないよね?ということを言った時、
よく会話が続くなあ、と感動すら覚えることがあります。

それでも成り立つコミュニケーション・・・。

人はそれほど言葉を慎重に選んでいないし、正確に使っていないし、
質問への答えがなくても特に気にしない。

会話なんて、そんなもんなんですよね。

ただ、話がかみ合わず、誤解があることで
イライラしてしまうのでは、そのエネルギーがもったいないので、、

できる限り誤解をなくすような会話を心がけています。

この間も、デパートのエレベーターで親子連れを見かけたのですが、
なんとも会話が面白くて。

エレベーターが各階で止まるたびに、
子どもが「ねえ、どこで降りるの?」と聞いていたのですが、

お母さんはそのたびに「まだ降りないよー」という答え。

1回目、2回目は良かったんですが、3回目くらいになって、
子供がちょっとイラっとして「ねーえ、どーこーでー降ーりーるーの?!」って言ったんだよね。

したら母親の方も、「さっきから、まだ降りないって言ってるでしょ!」と口調がヒステリックになってしまって。

怒られたように感じたのかな、その子、シュンとしてました。
悪いことしてないのにねえ・・・。

多分なんだけど、

子供は「どこで降りるの?」って聞いてるのに、降りる場所の階数を教えてくれないから
何回も聞いてたんだろうなあと。

母親は母親で、頭の中で「ここで降りるの?」とか、「まだ降りないの?」って聞かれているんだと
誤解したのかなあと。

正確に聞き取れていれば、お互いにイライラしなくて済んだ問題だし、

少しお母さん側に共感する気持ちがあれば、
子供が何を求めているのかわかってあげられた気がする。

まあ、デパートで買い物する時って、「今日買うものは○○と○○と・・・」って
頭の中が他のことで一杯だから、、子供の言葉を正確に聞き取ってあげられる余裕はないかもだけど、、

こういう出来事が積み重なると、
「あ、うちのお母さんには言葉が通じないんだなあ」と子供は無意識に感じてしまって、

会話することが楽しくない→会話レス という親子関係になるリスクがあります><

まあ、、言葉って難しいです。

けど、小さいときに、家族がおしゃべりに付き合ってくれて、
「そうなんだ~」と言ってもらえた回数が多ければ多いほど、

その子は「共感すること」を学びます。

共感力とはすなわち、相手を思いやる力。

子供が何かを話し始めたら、何を言わんとしているのか、
とにかく耳を傾けてあげてください。

わからなければ、「ママにはわかんないやー、パパに聞いてみようか」で大丈夫。

そして、コミュニケーションは誤解だらけなので、、
もし人が言ったことでイライラし始めてしまったら、

自分が誤解をしていないか、客観的に考えてみてください。
解釈って、結構、受け取り方で変わるもんなんですよね^^