友達が痛風になったという話を聞いて、痛風と無意識の関係を調べてみました。

 

友達は30代。痛風はおじさんの病気とばかり思っていましたが、最近は若い人でもなるようですね。

痛風はどういう人がなりやすいかと言うと、尿酸値の高い人がなると言われています。

尿酸値は、プリン体というものを摂取すると高くなってしまうんだけど、プリン体を多く含む食材は高価なものが多いから、昔から贅沢病って呼ばれてるんですよね。

それで、痛風の症状としては、足の親指の付け根とかが1か所だけ痛くなって、歩くことはおろか、寝ている部屋のドアを開けたときに風が動くだけで痛いらしいです。

聞いているだけで痛くなってきます。。

 

 

なので、痛風になると一人ではなにもできません。動けないので、誰かにご飯を運んでもらわないといけないし、ちょっとでも動くと痛いので、自分でご飯も食べられないほど。

 

精神分析としてこういう状況をみると、この人は「お世話されたい」願望があるんじゃないかなあ、という風に捉えられます。

 

これを、疾病利得といいますが、病気になることによって、それまで欲していたものを得るという無意識の計らいです。

 

「お世話をされたい」という欲望があるということは、

子供のころにもっと手取り足取りお世話をしてほしかった、という無意識の表れであることが多いです。

 

そうなってしまった背景には、

母親が仕事で忙しかったとか、すぐ下に弟や妹が生まれてしまってあまり甘えられなかったとか、常におばあちゃんに預けられていたとか、

色々な事情があると思います。

 

だけど、幼い時に甘えたりていない、満足していない、という場合、無意識で、寝たきりになってしまうような病気を引き寄せることが多々あります。

 

なので、痛風になるタイミングとしても、仕事のストレスがかさんで、自分だって誰かに甘えたいってなったときが多いんじゃないかと推測しています。

 

予防するにはどうしたらいいか?

痛風を予防するには、お世話をしてもらうこと、誰かに甘えること、しかありません。

ただ、赤ちゃんの頃から30年以上も甘えてきていない分を、一気に満足させようとしたら、甘えられた人の方は大変です。

 

少しずつ、甘える相手が疲れない程度に小出しにできればいいですが、、多分難しいので、そこは精神分析家などの専門家を頼るのが一番かな、と思います。

 

痛風は男性しかならないと言われていますが、男性は社会に出たら甘えられない、というのも原因の一つなのかもしれません。

せめて痛風になった時くらいは、仕事のストレスは忘れて、

お見舞いに来てくれる人とか、看護師さんとかに甘えを出せるといいですね。