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この、「やさしさ」という技術という書籍、

人口900万人のスウェーデンで、

30万部の大ヒットを記録したとのこと。

 

1億2000万人の住む日本に換算すると、

400万部の大ベストセラー。

 

2015年、芥川賞を受賞した又吉の「火花」でさえ240万部なのだから、

相当な大ヒットだと言えるのです。

 

ざっくりとした内容については、ぜひこの記事を読んでみてください:

 

やさしさは”性格”ではなく”技術”だ! あなたの人生をときめかせる魔法のテクニック

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46882

 

 

この記事の中には、フロイトの言葉を引用している箇所があって

 

「精神分析とは結局のところ、本質的に愛情を通じて治療することなのです」

 

とのこと。

 

理解すること=愛

 

だと信じて精神分析に携わっていますが、

 

こういう本にフロイトを引用してくるあたり、

さすがヨーロッパは精神に対する理解が違うなあ…と感じたりします。

 

***

 

著者が言いたいことは、

 

他人に注意を向けることが、愛情だし、やさしさである

そして、やさしさを与えれば、自然と自分の身にも返ってくる

 

ということ。

 

そして、

 

人にやさしくすることで、自分の幸福度があがる

 

んだと言っています。そうだとすれば、

 

自分が疲れているときこそ、他人に声をかけるのがいい

 

と考えられますね。

 

心に余裕がないときこそ、他の人は笑っているか?と気にかけることで

 

どうにか現状を打破できるのかもしれません。